遅ればせながら、スマイルのこと。
見返せていないので、初見で感じたことだけ。
北川検事のシーンからずっと泣きっぱなしでした。
わたしはずっと2015年のビトは心からの笑顔を取り戻したんだと思っていました。
一馬さんのモノローグも2015年の視点なんだと。
でもあれはもっともっと先の視点だったのかな。
2015年のビトは、確かに笑っていたけれど心は涙でいっぱいだったんですね。
花ちゃんと話したときの涙、箱いっぱいの折り紙ブタさん、キング牧師の言葉、さいごの手紙。
死刑執行の扉が閉まって、白い花のカットになったとき、わたしは諦めてしまいました。
そして、残されたみんなはここからどうやって笑顔を取り戻すんだろう…そんな事を考えたりしました。
ビトは真っ直ぐで優しい人間。
でも社会は、差別や偏見や不幸な偶然にとらわれてそんな人間を死刑にする。
そんな悲劇のドラマとして着地するのか…なんて泣く泣く(本当に泣きながら)納得しようとしていました。
嫌な視聴者だな、と我ながら思います。
不条理なラストにも慣れちゃっているのかな。
柏木さんが走ってきた時、涙が止まりました。
そして、ラストまでの展開はまた違う涙が止まりませんでした。
生きててよかった。
ただ単純に、それだけなんだけど、それがどれだけ大切な事なのか。
すごく重たいドラマでした。
投げかけられたいくつもの問いかけにすぐ答えを出すことは難しいけれど、感じる・考える、まずはそこから始まるのかな。
ドラマに関わったすべての方へ、お疲れ様でした!
そしてありがとうございました。